渥美和彦記念財団 未来健康共生社会研究会

ご挨拶

会長よりご挨拶

いま近代医療の限界が明らかになりつつあり、医療は大きな転換期を迎えています。

東日本大震災によりすべてのライフラインが絶たれたとき、近代医療はまったく機能しないことを身を以て体験し、改めて自然の脅威に気付くとともに地球資源や自然環境が無限でないことを再認識しました。

わずか数百年で目覚ましい発展を遂げた医療技術は遺伝子科学、再生医療をはじめ先端医療がすすみゲノム診断など人間の機能を細胞レベルで解明し、未病段階で病気を予測することが可能となりつつあります。

これからますます多様な価値観やニーズが求められる医療において、肉体以外にも心の問題や家族、社会関係の問題解決のためには、「予防や健康」を考え、対応できる新しい医療が必要となります。

「超高齢社会への対応」「治療から予防への転換」「食と健康」「東海・東南海・南海連動型地震への備え」「福島原発関連諸問題」などをテーマに新しい医療が「真の成長分野」として、新健康産業を生みだしこれら課題の解決を目指します。

みなさまと共に「安全で豊かな健康社会」へ向けた取り組みを実現したいと考えています。

■ 略歴

渥美 和彦 東京大学名誉教授 医学博士

1928 大阪生まれ
1954 東京大学医学部を卒業後、心臓外科を専攻
人工臓器、レーザー治療、サーモグラフィ、電子カルテなど最先端医療の研究に従事
人工心臓のヤギの長期生存世界記録をつくる
東京大学医学部医用電子研究施設助教授、教授、施設長を歴任
1989 退官
1995~98 鈴鹿医療科学大学学長
1998 日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)理事長
2000 日本統合医療学会(IMJ)理事長
2008 一般社団法人日本統合医療学会(IMJ)理事長に就任
現在、同学会名誉理事長
2012 瑞宝中綬章を授賞

■ 記

漫画家の手塚治虫氏とは中学校の同級生で漫画「鉄腕アトム」に登場する
お茶の水博士のモデルの一人

■ 主な著書

「人工心臓」 岩波新書

「医学これからこうなる」 集英社

「統合医療への道-21世紀の医療のすがた」 春秋社

「代替医療のすすめ-患者中心の医療をつくる」 日本医療企画

「自分を守る患者学-なぜいま「統合医療」なのか」 PHP新書

「統合医療 理論と実践」 日本統合医療学会

「老い方上手」 PHP研究所

「医者の世話にならない生き方」 ダイヤモンド社 ほか

渥美和彦記念財団 未来健康共生社会研究会 会長 渥美和彦

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